4巻メモ 20 ミツバ 其の三

ミツバ 其の三のメモです。

扉絵、寧々、花子くん、ミツバ、光が寝転んでいる→こっちでこれなんだろなって考えています
第20の怪の扉絵の考察-花子くんとミツバは目を覚まし、寧々と光は眠る 花子くんが見つめているのは何?  

少年が光に話している
『ミツバの願いは少し曖昧だったんだー
〝此岸に残って何をしたいのかわからない〟
〝でもこのまま終わりたくない〟
〝みんなの記憶に残りたい〟』

背景、中等部の昇降口

『…願いが曖昧だと 中途半端な怪異にしかしてあげられない』

『君はミツバの本当の願いを引き出してくれた

願いが…未練が強ければ強いほど怪異はより確かで強力な存在になれる』

『ミツバの願いはこう
〝トモダチが欲しい〟
〝トモダチと一緒にいたい〟
〝これから先もずっと〟』

背景、光と写真を撮った時間

少年がミツバに語りかける
『多くの人の記憶に残ればそれだけ長くここに居られるよ』

『大丈夫 何を望んでもそのために何を傷つけたとしても俺が全部許してあげる』

背景に白い椿

『君の願いの代償は「理性」
邪魔なモノはもう何もない
さあ 世界の仕組みに抗って足掻いてみせてよ

ミツバ』

ミツバが目を開ける
光が呼びかける
ミツバ、血の涙を流して光を見る
全ての目が光に向いている

ミツバ、体に巻きついた包帯のようなもので光を絡めとる

少年がニコニコして見ている

光『お オレ… 間違ってたのか…?』
背景、光がミツバに〝自分を撮れ〟と話しているシーン

締め付けられながらミツバに手を伸ばす
『なあ…なんか言えって』
光の首に包帯がガッチリ巻きついている
ミツバの肋骨が光を抱えるように伸びている

突然ミツバに包丁が突き入れられる
左右真っ二つにされるミツバ

花子くんが光を助ける

光『は、花子』
光の首根っこを捕まえて少年の方を見る花子くん

少年『あー!
あまねだー!!
何年ぶりだっけ?
じゅう にじゅう…
あっこの間屋上で会ったばっかりだね』
あははと笑う

花子くん、少年の襟首を掴み壁に押し付ける

『どうしてこんなことを…

つかさ!』

つかさと呼ばれた少年、なんでもなさそうな顔して言う

『んー 俺スキなんだよね
我慢するのやめた人の顔

あの時もよかったよ』

つかさが半目で笑う さっきまでとはまるで違う表情

『あまねが俺を殺した時』

背景、白い椿

呆然となる花子くん

何かを思い出している

包丁を持った誰かにのしかかられた少年が血を流して倒れている 半袖だから夏かな…

つかさ、花子くんの顔に手を伸ばす
『…イイねその顔』

花子くん泣いてる
『スキだよあまね

また一緒にあそぼ?

昔みたいに

ネ』

つかさが黒い煙と一緒に消える

まだ呆然としてる花子くん、光の声にハッとする

光『三葉!おい三葉!
花子…なあコイツ 戻せるよな…?
ミサキ階段みたいに…元に…』

ミツバの半身が黒く右腕もない姿を見て苦しそうな顔をする花子くん

その顔を見て光も理解する

『三葉!お前はこんなんじゃねえだろ
オレの知ってる三葉惣助は
生意気で 女顔で 口が悪くて わがままで

あと…あと声がうるせえしカメラオタクだし たまに暗ぇし猫かぶりで

そんでっ…

そんでオレの友達で…!!

三葉ぁ!』

花子くん『無駄だよ』

『少年

死は「お終い」なんだ

霊体になって此岸を彷徨ったって

それは生の続きじゃない

死んでしまったらそこが終わりで

それ以上は何もなくて

もう何もはじまらない

どんなに悔やんで願ったところで

生きている時にできなかったことは

死んでしまった後にもできないのさ』

背景、入学当時の1人ぼっちのミツバと、
土籠の依代の記憶にあった、月の石を月にかざす柚木普

『そういう世界の仕組みに抗うと
こんな風になってしまう』

ボロボロのミツバ
『…君なら 彼の未練を…この此岸への執着を断ち切ってあげられると思ったんだけど

逆効果だったみたいだね

ダメだよ
あまり死者に優しくしたら』

花子くん、泣きながら三葉を抱える光の方に向く

『だって俺たちには…』

包丁を持つ手をミツバの右肩に置き、カーディガンをかける

『もう未来なんてないんだから』
黙祷するように俯く花子くん

三角形の破片が散っている
入学式のミツバ、光の目の前にコトンとカメラを置き…そっと部屋を出て行く光景

ボロボロになったカメラを見て光が呆然としている
依代の記憶のようなものだったのだろうか

ミツバが消えている

その様子を見つめる花子くん
くるりと踵を返したところに光が言う

『…ったはずだ』

『もっとっなんかあったハズだ』

『オレがもっと輝兄みたいに強かったらこんなことにはなってなってねーんだ…!』

花子くん『少年が気にすることないよ
死者にとっての救いはきっと消滅だけなんだからこれで良かったんだ』

光、花子くんの手を掴む『全然良くねえよ!それにっ…

消えるのだけが救いだとかっ

そんなこと言うな!!』

手を引っ張って言う光の顔を真剣に見る花子くん

光『オレは三葉をあんなにしたアイツのことぜってぇ許さねー…』

花子くん

『…

…そう』


夜半、源家

どの部屋も電気が落ちている
光が月明かりで写真を見ている

光〝花子の言った通り

世界には決まった仕組みがあって

それは多分どーにもならないことなんだろうなって

そんなことぐらいわかってるけど

この世ならざる怪異の姿が視えたり

それに干渉する力が与えられたのは

その「どーにもならない」を少しでも「どうにかする」ためだって

俺はまだ思ってる〟

ミツバが撮影した写真から、自分の写真が出てきて首をかしげる光

ミツバの言葉を思い出す

〝…さあ?

僕にとって価値のあるもの…かな〟

光、突っ伏す『三葉…』



どこかの海の底 葬儀が執り行なわれている

人魚がウンウンいう魚の話を聞いている
『なんとまあ 此岸でそのような事が』

つかさに殺されたハリセンボンの葬儀

ウンウンいう魚が殺された経緯を泣きながら説明している

水晶に授業中の寧々が映っている
人魚『怪異の噂を乱す怪異か…愚かではあるが
仮にもあの娘は妾の眷属
何か起きる前にこちらに匿ってやりたかったが
諦める他あるまい…』


一方、寧々の教室

寧々がもっけといっしょにアイドル育成ゲームを見てプルプルしている
どうやら無事良ENDを迎えたらしい
『ありがとうヤシロP!』

寧々、葵に声をかけられる
葵『呼び出しだよ!しかもかっこいい男の先輩から!』

ドキドキしながら入り口に行くと

『よお』

呼び出したのは日向夏彦

夏彦、ニヤッとして

『コンニチハ?』

・光、花子くんの『消滅なんてただの救いだ』をずっと気にかけてたんだなぁ

・ヤシロP。呼び方が花子くんぽいアイドルだけど、花子くんが頑張った妖6の時寧々は塩対応だった…(作者様)
ホンモノのアイドルにはつれない寧々。

  • 世界の仕組みに抗ってといいつ世界の仕組みをイロイロ教えてくれるつかさくん 勉強になりました
  • 光はミツバの事、三葉って呼ぶんだよね。花子くんは『逆効果だった』と言ったけど、三葉は成仏する決心をしていたように見えた。もう誰もわからなくなっちゃったけど。

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