4巻メモ 17 人魚姫 其の二

4巻 第17の怪 人魚姫のメモです。

扉絵、花子くんが自分と同じ背格好の影に口を抑えられている 紐でがんじがらめ
椿が半分白く半分赤い

魚になってしまった寧々、ハリセンボンに語りかけられる

寧々は軽率で、足が太く、オスを見る目もない圧倒的恋愛敗者…

次々と的を射た事を言うハリセンボンの瞳が十字のようになり、寧々はその目を見てぼうっとしてくる


『我らの世界に来てくだされば
貴方様こそが女王!
簡単に言うとモテます!』

寧々、モテますに反応してしまう

それでは この人魚の生き血をどうぞ

血を差し出され、飲もうとするが…

ダメだよ

網ですくいあげられる寧々
掬い上げたのは…花子くん

豪快に高く放り投げられる


『君らの世界が優しかろうが

今生がどんなに不幸だろうが

関係ないね』

人間に戻った寧々を、お姫様抱っこでキャッチ


ヤシロは俺のことが好きなんだから


抗議する魚たちに花子くん

『えー
こーいうの困るんだよなぁ
ヒトのものは盗っちゃダメって主様に教わんなかったの?
あんまチョーシに乗ってると』

びっと包丁を突きつける

お刺身にしちゃうよ?

魚たち、花子くんのお刺身の絵を見て散り散りに逃げ出す
毎度ながら花子くんの絵怖いー!

わなわなと震えるハリセンボン

『くっ忌々しい…
七不思議め
我らは決して諦めんぞ』
隣でウンウンいう魚

おひいさま、またいずれ…と言い残してハリセンボン達も逃げていく

残された寧々と花子くん

『………』

ちょっと気まずい

『え…えっと…花子くん…
私 行くつもりは無かったんだけど…』

花子くん、ゆらりと寧々を見て

『ハーレムちょっとイイナーって思ったでしょ』

しっかり聞かれていた

『…ジョーダンだよ
俺の方がごめん』

『え?』

『こないだはドーナツ…ダメにして…』

お腹をもぞもぞしながら謝る花子くん


『…許してくれる?』


寧々、キョトンとして…

うん!
にっこり!

寧々の表情に安心する花子くん
鱗が出たままの寧々の顔に触れる


『あとありがと

言い忘れてたから

俺 女の子に好きって言われたの初めて

嬉しかった』

『う うん…』
花子くんが何か言い出そうとしている


『俺ね』


花子くん、寧々に背中を向ける


『弟がいたんだ』


花子くん、後ろ手に組んだ手をきゅっと握りしめる

『殺しちゃったけど』

大きく目を見開く寧々
瞳に花子くんが映る

『ねェヤシロ…

俺のこと

本当に知りたい?』

振り返りながら聞く花子くん
少し不安そう


『知りたいんなら

いつか全部

教えてあげるよ』


花子くん、寧々に小指を差し出す


『それまでは俺の助手でいてね』


その指をキョトンと見つめる寧々
自分の小指を見て…
花子くんと指切りする

どこかの建物、薄暗い地下
『立入禁止』と書かれた今は使われていない放送室がある

床には水、部屋にはギョロギョロと目玉や唇、耳が浮かんでいる
…唇はヒソヒソとなにか話をしている…

マイクの前に座って本を読む七峰桜
傍らには日向夏彦もいる

夏彦『良かったんですかねえ
あのチビの好きにさせて』

桜『いいのよ どうせ言ったって聞きやしないんだから』

夏彦『でもオレたちが噂変えてるって知ったら… あの三人 何か仕掛けてくるかも知れませんよ?』

背景、トイレ三人組
光〝祓い屋〟
寧々〝助手〟
花子くん〝人と怪異の関係を正しく保つ七不思議〟

桜、静かに本を閉じ…

『その時は

あなたが守ってくれるでしょ?

夏彦』

夏彦をじっと見る桜

夏彦、桜の手を取り…
『勿論ですとも お嬢さ』
パアン!と桜にはたかれる

『触らないで』
『はい…ごめんなさい…』

ヒュルル…と部屋に黒い風が巻き起こる
学生服の少年が降り立ち…

『た だ い まーっ!!』

桜に駆け寄り抱きつく

桜、少年の学生服を見て
『珍しい格好してるのね』

少年『まあね〜だって久々にあまねと会うからさ』

桜『わざわざお兄さんとお揃いにしたの?』

少年に黒杖代が近寄ると、服が袴に変わる

少年『うん❤︎』

初めて少年の顔がはっきり見える
花子くんと同じ顔
左の頬に黒い『封』の札
学生服のシャツの上に袴を着ている
少し透けており宙に浮いている

少年『俺に会えて嬉しそーだった!

でもまだ上手く動けないや

追い返されちった』

『あとね魚がいた



しゃべる魚って中身どーなってんのかな?

気になんない?

俺超気になる』

少年、顔立ちは花子くんと同じだが、瞳孔が小さくて常に獲物を狙う猫のよう…

夏彦『早く噂流しちまいましょうよ…』

少年、旧型のラジオを手にする
『それじゃあサクラ
今日はどんな噂にする?』


『そうねー…』


放送室の片隅、三人を見つめる目がある
ハリセンボンとウンウンいう魚

『見つけましたぞ
先日屋上にいた怪異!』

花子くんが少年を警戒していたため
味方につければ花子くんと渡り合えるかもしれないと考えている

『しかし…なぜ七不思議めと同じ顔を
それに何をしておるのだ?
噂を流すとか言ったが…』

主人の人魚が昨今 此岸の噂が乱れていると言っていたことを思い出し、ハッとする

『まさかこやつらが……』
オイ

夏彦がハリセンボンをつまみあげる

『お嬢 なんか見られてたんですけど
魚っぽいのに…』

少年が反応する



手近にあったボールペンを手に取る


いいわ別に、放してあげてという桜を横目に、少年がつかつかと近寄り、いつのまにかハリセンボンを夏彦から奪っている


少年『喋る魚って』

少年が振り返って桜を見る

『中身どーなってんのかな?』

桜、眉を寄せて『…殺しちゃダメよ』

少年、ハリセンボンをナデナデする
『ヘーキ ヘーキ』

少年の笑顔がかわいい

ボールペンをくるくる回し…


ちょっと見るだけ


ハリセンボンを押さえつけ、ボールペンを振りかぶる

後には何かの血にまみれたボールペン

桜がハァとため息をついている

ダメって言ってるのに…

  • 花子くんが後ろで手を組んでいると包丁持ってないかつい確かめてしまいます。悪い癖です。
  • 可愛らしい仲直りからのまさかのホラー回。つかさのムードメーカーぶり凄いです。最後のシーンの間の取り方とかすごい…

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いただいたメッセージ
(ありがとうございます)

  1. 「ヤシロは俺のことが好きなんだから」とか花子くんは胸キュンさせるような表情だったり発言を言うからすごい心拍数が早くなるw🥰
    あとこれから花子くんとヤシロがどういう関係になるのか気になる(´・ω・`)
    ※個人的には花子くんとヤシロが結ばれてほしいという願いが叶ってほしい🎵🥺

  2. それにたまに思うけど土籠Tと花子くんって少しだけ似てるところあるよなー
    なんか親子みたいw

  3. 縁結びといえば、ヤシロとは違う意味で人魚の鱗を使おうとしていたなら、まだ両思いじゃないのか…

    1. 確かに寧々は人魚の呪いがあるから、まだ利いてたら両想いですね。
      確実に。
      素直じゃない二人が、どう結ばれるか気になる。