第78の怪 赤い家 其の三

漢字と記念日が出てきた

光に『柚木つかさ』と呼ばれた男の子が回想している

コスモスが咲く庭

引っこ抜いたコスモス

骨(多分小猫)

蝉の抜け殻

ダンゴムシ

ミニカー 

王冠

を『あまねのすきなやつ』

と言っている

近くにいた生きている猫も連れて家へ全部持っていく(ポッケにはダンゴムシがいっぱい)


ですからお母さん
生まれつき弱かった循環機能を向上させようと
この子の体もお母さんも頑張って来られましたが
残念ですがやはり…今の医療ではなんとも…

医師と母親の会話が漏れ聞こえる

もう良くはならない、あとひと月、の言葉を聞いているつかさくん

骨とミニカー、コスモスを残し、つかさくんと猫はどこかへ…

カレンダー、1960年11月25日 仏滅 7:30

イチョウが舞う中、双子が記念写真

プレゼント、とクマのヌイグルミを渡される(赤い家でつかさが抱っこしているものと多分同じ)

『ありがとお』とヘニョッとした笑顔で頭を下げるのは兄あまね、弟つかさはクマをかじっている

2人、ドーナツ大好き

『それじゃあ  普くん  司くん  4歳のお誕生日おめでとう』

レンコンサラダ、目玉のっけハンバーグ、エビフライ、ドーナツ、ケーキを前にパーティ

普くん、ドーナツを半分に割り司とはんぶんこ

ロウソクを吹き消した勢いで司がケーキにつっこむ

『あーんして』とお父さんが言ったら頬にケーキをベチャアする司(お約束)

体がすっかり良くなった普くん

嬉し涙の両親

その普に『おれのことスキ?』と聞く司、『あたりまえじゃん!』と返す普

笑顔になった司はクマを抱いたままどこかへ行く

例の部屋の扉を開けると、床に穴が空いている

〝つー  かさ  くん

おねがいかなえてあげたよ

やくそくおぼえてるよね?

それなら対価を  代償を  贄を〟


声がする  ちょうこわい

つかさ、笑顔で

『いいよー

あまねげんきになったから

ばいばい  あまね』

普が扉を開け部屋を覗くが、
そこには穴もなく誰もいなかった

・11月25日。〝いいふたご〟の日が2人の誕生日のよう。仏滅に意味を感じずにはいられない…(もとは『物滅』といって物が滅びるので大凶と言われている  何かが無くなると解釈できる気も…)

・寝ているあまね君は爪の色が変わってしまっていて、循環器(心臓)が悪かった様子(爪の変色は症状の一つらしい)。つかさは願って、あまねに新しい心臓を与える結果になったのか

・つかさが消えた部屋には『むしずかん』『ほしずかん』『くるま』『うちゅう』の本がある。冒頭で『あまねの好きなもの』と言ってつかさが集めていたものと大体同じ(王冠には星マークがあった。骨はナゾ)。あまねが好きな本だったのかも。

この本棚の上には天球儀があり、夜のように見える部分にサソリ座が、やけにアンタレスが強調されて描かれている。このカシオペア座とペルセウス座を盛大に間違えた記事でも書いたんですけど、47の怪の扉絵ではつかさはサソリ座の上に寝転んでいたので、サソリ座はつかさの比喩なんじゃないかと思う。アンタレスはサソリ座の心臓。つかさはあまねに心臓を与える代わりに自分の心臓を差し出したのかも。

天球儀に昼も夜もないんだけど、あえて夜に入った部分にサソリ座が描かれているのは、夜=彼岸 の世界につかさが行ってしまったことを表しているような。

・お父さんお母さんに呼ばれて初めて漢字の『司』が出てきた。今までずっとひらがなだったのは何か意味があったのかな?

・おれのことスキ?の時 、つかさはあまねの胸に顔をのっけて心臓の音を聞いてるんじゃないのかな…?
この時のつかさは、残虐性は特になくてただ純真なだけに見える。
つかさが穴に入って出て来なくなったなら、9歳のあまねが星祭りで連れていた弟や、4巻裏表紙の入学式の写真は何?ってなるので、つかさは何かしらの方法で此岸に留まることができたんだろうか。あまね君が願ったのかな?そのあたりの話が楽しみでしょうがない

  • 4歳の2人の前に月の石が落ちてきたはずなので、今後も普にとってのつかさは存在するはず
  • プレゼントがテディベアなのはどうして…?ちょっとホラー映画とかゲームを連想してしまいます

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(ありがとうございます)

  1. やっと!!やっと2人の誕生日とつかさくんの漢字が明らかに…!!

    …司くんが願ったのは、先代(あるいはもっと前)の花子さんでしょうかね?
    司くんは何を支払ったんだろう…
    どうしてこんなに仲睦まじい兄弟が殺人にまで発展したんだろう…
    …あ、司くんの支払ったものと関係あるのかな。

    ……なんだろう…わかりそうでわからない…

    1. 1125の語呂合わせ「良い笑顔」にもなって誕生日をむかえた二人のことではないでしょうか?

      つかさが消えたことで、普はいつ頃からつかさがいなくなって消えたのと自分が急に元気になっていた同時で確信したのか、赤い家の時計だらけは蒼井家の能力で柚木兄弟が違う形で利用したのかな?
      普はつかさが急に消えてから、蒼井家の能力を恨み憎んで茜を狙っている可能性?
      つかさは普に元気になって代償をやって、いつの間にか時計だらけの能力の家になっていた可能性?

      1. @茜葵さん
        返信ありがとうございます!
        なるほどなるほど…
        普くんが蒼井家を恨んでいる理由は頷けますね。
        司が支払った代償はやはり“自らの命”なのでしょうか…?

        1. 今日最新刊まで読み返してみると、花子くんの断罪のシーンで生徒会コンビが色々言うところは普が司の心臓に変わって死んだって言ってます。
          でもって花子くんが何故蒼井家を恨んでいるのに「君 大好き」と言ったのは茜の台詞にあった「永遠」とかで時間が関係しているからでは?

          1. ❮追加文❯
            花子くん断罪で輝と茜の同じような台詞で違う意味で受け取るってことは、輝のは人殺しでも此岸にとどまっていて本質はそのまんま→花子くんは「まだ、やらなければいけないことがあるんだ!」は光は違う意味で聞き受け取るけど蒼井家である茜を狙い計画して此岸にとどまっているって受け取られる。
            茜は人殺しでも全部帳消しでも永遠に残っているし命って取り戻せないんだよ→花子くんは茜の「永遠」と「取り戻せない」の台詞を聞き受け取り生前の時につかさがいなくなった自分が病弱なせいで罪を重ねたけど茜のような人間が好き(許せない人間で本当は嫌いだけど人間性が好きってことかなぁ?)

            1. @茜葵さん
              返信遅くなりました。
              “時間”に関係することとして茜くんのことを「大好き」と形容するのならば、それは恐らく、

              「ヤシロを生かすのに利用できそうだから」

              というのが若干あるのではなかろうかと思ってしまいました。
              時を操ることができれば、寿命もどうにかできそうですしね。

              実際、茜くんの力がなければ寧々ちゃんの寿命は伸びなかったわけですしね。

              1. 寧々が大好きだからあり得るけど、いつも利用してる形だよね花子くん。
                偽物のつかさは呪っているけど、茜に何をするきなのかな?
                七不思議の裏切り者が1番と7番だけど、一応怪異でもある茜が実は裏切り者とされて花子くんに狙われて呪われているのだったら納得できる。

  2. 久しぶりにコメント失礼します!(名前設定しました)
    11月25日の誕生花はネリネです。花言葉は、
    「また会う日を楽しみに」。

    1. また怪異となって再会した柚木兄弟だけど、偽物のつかさとなって現れた生前からずっと。