第74の怪 喪失

74の怪。思わず手を合わせてしまいました。

巻頭カラー、光と寧々

リンゴをかじろうとしている光、
リンゴを持つ寧々
2人ともリンゴの花と網のレリーフのような白い服

背景も2人に落ちる陰も網なので囲われている様子

光のピアスもリンゴの葉
罪の実か知恵の実か…

リード文『一口齧れば蜜の味 ここは禁じられた庭』

楽園じゃなくて庭なんだ
リンゴ食べたら網から出られるのかな…
出て…良いのかな…

光と寧々が話している
何かあったのか心配する寧々に、
ミツバが消える所を思い出す光
光も断絶のショックを受けていた

茜が呼びに来て中断する
輝・茜含めて再び話し合い

曰く、この街には七不思議それぞれのルーツに縁深いものがあって
それらを通じてなら境界への道を開くことができるらしい

光・寧々はミツバのルーツを探すことに

翌日、学園に来る寧々と光

光が寧々に

『そういえば話してなかったっすね』

とミツバについて説明をする

今のミツバは昇降口に出ていた幽霊の三葉惣助ではない
つかさが三葉の一部を使って作った別の存在

『すげえ似てるけど…生きてた三葉惣助とは違う』

でもまるっきり別モノかというとそうでもなくて

『だから時々わかんなくなる…』

カガミジゴクのミツバと校門前?で話す光

『あいつが誰なのか、三葉はほんとにいなくなっちまったのか』

光の記憶、ミツバが三葉惣助になっている

(この時の背景、学園がだいぶ高台にあるように背景が描かれている…もしかして山の上にある?でもエソラゴトで光たちが落ちた時は平地っぽかったから、今回だけかな…?エソラゴトで自転車漕いでる時、結構下り坂だったようなのでやっぱり高台…?)

寧々が混乱したので切り上げてミツバに縁深い物を探すことに

部活中の横尾くんを捕まえると(多分プールの脇をランニングしてる…エソラゴトでシジマさんが写生していた所?)
先生に当たってみたらと提案される(今度遊ぼーね、とバイバイ)

その後先生、写真部を周り、三葉のお墓がある墓地にやってくると、お墓参りしている女性と会う

『かもめ学園の生徒さん?
もしかして惣助に会いに来てくれたの?』

47の怪や4巻表紙裏に出てきた三葉のお母さん!

寧々と光、三葉の家にお邪魔することに

(お母さんの鍵のキーホルダー、ウサギ。ミツバだぴょん…)

沢山写真が飾ってある

小さい頃はお父さんも一緒にいる。小学生あたりから居ない  仲が良さそう

仏壇に手を合わせる2人

『ごめんね〜お墓の掃除まで手伝ってもらっちゃって
うちはパパもいないしおばあちゃんも遠いから助かっちゃったよ』

惣助のお友達が来てくれるなんて嬉しい、息子のお友達におやつ出すって一度やってみたかったんだよね、と大きなシュークリームでおもてなししてくれる三葉ママ

写真が上手だった、元はパパの趣味だったけどカメラだけ適当に置いておいたらいつの間にか使いこなしてて、賞(大賞!)までもらってきたのはビックリした、と三葉の思い出を語る

ママの記憶の中の三葉は完全に反抗期

でも誕生日にカレーを作ってくれた

『それが最期だったな  帰ってきた時  家の中は明るくて  暖かくて  カレーの匂いがして…』

でも惣助だけいなかった

カレーに入れるためのジャガイモを急いで買いに行ったのだという

三葉があのマフラーを巻き、白い息を吐いて右手でお財布を持って車の多い道の脇を走っている

『ずっと一緒にいられるなんて
思ってなかったけど
こんなふうに終わっちゃうなんて…』

これは寧々と花子くんも同じだなぁ…

ごめんねこんな話して、というママに

『あの  オレあいつと約束してて

写真…色々撮った後
明日一緒に現像しようって
でもできなくて

あいつ…

三葉

もういないんですね』

光が言う

2人、三葉の部屋を見せてもらうことに

12月のカレンダー、中2の参考書が机の上に、「現像金曜日まで!」と貼られた写真のフィルムに、冬物の制服

寧々(時間が止まってるみたい…)

2人が写真を見るうち、はらりと落ちた写真がある

寧々『なんだろ?この写真…』

・寧々たちが学園に戻ってきたのは深夜だったはず。ミツバは9時過ぎに爆睡していたのに、断絶のタイミングでミツバと光は起きていた?何してたんだろう。

・光は寧々に『昇降口の首折りさん』の話をしていなかった。花子くんがトドメを刺したから気を使ったのかな…?
この話は『人に語り継がれる噂』で成り立つ怪異が主役の割には、登場人物はお互い伝達不足で十分分かり合えていない。『自分のことを話すのが苦手』な花子くん、普の鍵を後ろ手に隠してしまった寧々…茜と葵もそうだったし、輝や光、もしかしたら桜と夏彦もそういう所があるのかもしれない。言葉が不足している分、エソラゴトや死神の生贄編で本音を言い合うとグッとくるものがあるんだけど、なんだかそれがあまり良い方向に向かっていないような…。『本音を語り合えてよかったね!』となればいいんだけど、『あーあ、話すのは大事だからもっと早く話しておけばよかったのに』と言われているようでゾワゾワする。救いが欲しい。

・横尾くんは19の怪で七峰桜の噂が流れた時、サッカーしているのでサッカー部。
18の怪では『ねえ知ってる?』と噂を光に話すので、中等部組では葵のような立場だと思う。どうもこの人、佐藤くんが聞こえていない三葉の声が聞こえたりする(18の怪の『ねぇ』)ので、「ちょっと霊感ある人」なのかもしれない。

・光が横尾と別れる時『また遊ぼう』と声をかけられているのに対して、横尾は三葉とは『ほとんど遊んだことがない』。写真部の人も『誰?』という感じで三葉の存在感が薄かったのが感じられて寂しい。三葉が光を足蹴にして撮影していた鳥のヒナが大きくなって時間の流れを感じさせるのに、三葉の部屋は時間が止まっているようで、この対比も寂しい

・源家に続いて三葉家まで…寧々のお母さんらしき人も出てきたし、そろそろ柚木家にまつわるエピソードも出てくるんでしょうか…三葉の家庭が温かい分、そら恐ろしさを感じる…

・カガミジゴクのミツバは学園の中しか記録を確かめることが出来ないので、温かい家庭があった事を知ることができない…そこがつらい…

・ミサキ階段の上には校舎がある、という描写があるので(7の怪)急階段の上に学校があり、それがかもめ学園の前身なのかなと思っている。(その前はスミレの村だったのかなと)でも絵を見るとかもめ学園のあたりは平野っぽいし…どうなんだろう…と思っていたけど、今回の背景を見ているとわりと高台にあるのかも。山ごと開発されて街になっているのかな?三葉がジャガイモの買い出しで走っている所はかなりの急な坂道のよう。もしかしたら『ミサキ階段』で岬先生が亡くなったのと、三葉惣助が亡くなった場所は近くて2人の死には関連があったりするのかも…と思ったりした。

・お母さんの「喪失」が描かれたけど、同時に『三葉惣助』が亡くなっていることを確認する光の喪失感にも繋がっている。なんかもう、辛いのづくしです…

・『祓い屋の少年』の『ばーちゃんがやっとの思いで封印した』で出てきた祠の中にあるものが花子くんの『縁深いなにか』だったりするのかな?

  • 写真部は旧校舎前を通って行くので、花子くんが落ちた塔に繋がっている棟かな。あれは部室が多い棟?
  • 三葉の右手が見えている時点で泣けてきます…右側を車が通っているから、ぶつかってきたのかな…やるせない…

+9

かのの へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

お名前は自由に変えてください。そのままでも大丈夫です

いただいたメッセージ
(ありがとうございます)

  1. つっらい。。。
    ホントーに辛い。こんな暖かい家で育ち、最期はカレーを残して。。。うっ。。。轢かれるなんて。。。

  2. 私の家は東京から離れてるから届くの遅い。。。はやくこーい!!

  3. それぞれの『縁深いもの』考察

    ・花子くん
    寧々ちゃんが持ってる鍵が花子くんの『縁深いもの』説。
    根拠はない。だったらいいなって。
    此岸に残ってそうなのそれだけだし。

    ・カコ、ミライ、茜
    手がかりナッシング!
    皆さん何かありましたか?
    強いて言うなら大時計…?でもどこよ?

    ・ヤコ
    ミサキ先生との写真。
    残ってたらいいなっていう…
    それくらいしか思いつかないし。

    ・カガミジゴク
    光と撮った写真。
    たぶん光の写真。

    ・シジマメイ
    美術室に寄贈された四島メイの塔の絵。
    あるいは四島メイが使っていた画材とか?

    ・土籠
    柚木普の本…とか。
    月の石は壊れちゃったもんなぁ…
    カケラでも残ってないかな。

    ・シニガミ様
    スミレが寧々にあげた鈴の腕輪。
    一応スミレのものだから…

    どうだろう…?
    花子くんとシジマメイは自信あるんだけども…ヤコさんとシニガミ様、カガミジゴクはちょっと説得力に欠けるかも…
    土籠はマジで自信ない。

    1. 確かに寧々が普の何かのロケット鍵を持って帰ってきたのは、今後のキーパーソングッズだって思う。

      カコ・茜・ミライの時計守は、手掛かり無しだけど茜の今後の敵になる可能性がある。
      カコとミライが裏切り者なのか、花子くんか裏切り者なのか、はたまたグルになって一緒に狙っている可能性がつく。

      1. あの鍵ぃい…
        絶対そうだと思うんだけどなぁ。
        4番は上に書いたの以外思いつかないし…問題は5番だよ5番!なんなんだよぉぉぉぉ

      1. なぎさ先生かぁ〜。
        来世の話とかあったらヤコさんと結婚してそだなぁと妄想する…

        1. 妄想…なぎさ先生も今頃、猫のヤコさんを探してそうだなぁ

          1. 多分なぎさ先生もヤコさんのこと忘れちゃったんだろうな…

            なぎさ先生…一体学園のどこで飼ってらっしゃるんや

  4. 夏彦は時計守を使わなくても自由にどこかへ移動できる、死んでも大丈夫系な人っぽいので、それで思ったことは光、寧々、茜の3人のうち誰かが怪異になれば、時計守にすがらずとも過去へ行けそう。時計守に時間を動かしてもらうか、怪異になって移動する。輝は最初から時計守にすがってそうだし、怪異に対して嫌悪感があるから怪異にはならないだろうなと思う。輝にとっては時計守も最悪でも、あの三人は分からない

      1. 確かに寧々と茜に光があり得るけど、茜自身が本当の怪異になるってことは末席ではなくなるということ。
        代償は重いと予測できる。

  5. 七不思議について探るみたいなので、多分普についても何かしら分かるんじゃ??
    あと一番の依代とか。。。どうかな?そんな都合よくいかないかな??

    分かったらまた話の終わりに一歩全身!!

    1. 花子くんの依り代は分かったけど、……一番は三人にとって大切なモノってことだから一致する何かってことだよね?

  6. 七不思議の縁深いルーツで、花子くんと時計守のルーツが謎。

    花子くんは依り代もだいたい考察して、境界ルーツは寧々が普のロケット鍵が縁深いと察知される。

    時計守は兎に角「茜」が中心とされたものなのではないかな?
    茜には『怪異』になれる素質がある霊感と相当強い霊力が源兄弟と同じくらいありそう。

    1. 誤字がありました。
      茜は『怪異』になる素質があるでした。

      でもって時計守の依り代が、茜自身の可能性もあり得るカコとミライには欲しい逸材の人物なので、茜が依り代ってことにもなり得る。

  7. らいていじょうの封印はルーツの中に入りますか?花子くんが残していったものを探してみたら、第三の怪の祓いやの少年なのかなと思った。

    1. 光の魔具がルーツだったら、茜の時計守の時計もルーツにならないかなぁ?

        1. 光の雷杖は花子くんが封印札貼ったのって、光の霊力が強いってことではないかな?

          茜の時計守の時計は一番の能力で、カコが茜に渡したことで何かしらありそう。

          光は茜みたいに隠された霊力があるから封印札を貼らされた?

          1. おぉ光も茜も霊力が強いのですね。考えてみたら、輝以外に光と茜くらいですね。学年違くて気づかなかった。そろそろ男子の活躍なのか

            1. ということは、あの時花子くんは、七不思議と縁があるものに封印札を貼っていたのか。

              1. その可能性はあり得ると思う。
                でもって茜の能力と記憶は、誰か封印さしたの「輝あるいは源家」か「赤根家か蒼井家の親」もしくは「花子くん」なのかな?

                つかさも茜を利用することで、今は会ってないことに疑問を持つ。