6巻メモ 27 三人の時計守 其の五

第27の怪のメモです。


扉絵、境界
土籠、ヤコ、ミライを抱える蒼井茜、花子くんの五人
土籠の背後は本棚 手に白い本を持っている
稲荷像の台に座るヤコの背後は鳥居と階段、昔の電話に屋台 手に髪切ばさみ
蒼井茜とミライの背後は大時計 5時53分 手に懐中時計
花子くんの背後はトイレのドア 白杖代を着ている
土籠の足元の赤い三角の布?はなんだろう


光『寿命が残ってない…?』

どういうことだ、と問い詰めようとすると頭にポンと手が置かれる

茜『最初からお前が来れば済む話だったろうに…ほんっといい性格してるよね 過去』

フクロウのお面を被った大柄な老人が居る
〝七不思議一番 三人の時計守 過去〟
背景、太陽

『遅すぎることはあるまいて
時を戻せば全ては元に戻るのだから』

光『過去を司るから過去って呼んでるんすか?』
茜『怪異の名前なんてどうだっていい』

三人の時計守のリーダー、カコ
光の時間を戻し、元どおりの姿にする
カコのひげの飾り、蒼井茜の髪飾り?と同じ

光、花子くんに抱えられたままの寧々のもとへ
一体どうしてしまったのか…花子くんに説明を求める

花子くん『…から

だから言ったのに

未来を司る時計守にヤシロが触られないように

注意してって…』

花子くんのいつもと違う、泣き出しそうな表情に怯む光

花子くん、寧々をカーテンの影に座らせ、頭を撫でる

くるりと振り向き…笑顔になる

『単純な話だよ』

光は呆然としている 茜は睨んでいる

花子くん『その子はヤシロの時間を進めようとした

でもヤシロの時間は進められるほど残っていなかった

ヤシロは死んじゃうのさ

あと一年もしないうちにね』

最初からそうだったのだという

花子くんとの契約のせいではなく、もともと花子くんを呼び出せるのは彼岸に近い存在だけ

例えば光のように霊力が高い人

寧々のように死期が近い人

背景、水に浸った二つの門 彼岸に花子くんがひとり

此岸に学園の生徒たち

光と寧々は真ん中に

模様のついた椿の花

寧々の下にあるのは天秤?
エジプト神話の、死んだ人は心臓と羽を比べて重さ同じだったら天国に行けるやつかな…?
ミイラの話があったし、今回はエジプト神話なんだろうか わからない

回想、寧々がコンコンとトイレの扉をノックしている所
ドアの内側には驚いた様子の花子くん

光『お…お前っ
なんでそんな…なんでもねーことみてぇな顔』

花子くん『えー じゃぁさぁ』

目を見開き、光の間近に顔を寄せ
『どんな顔したらよかったの?』

『少年が俺をどう思っているのか知らないけど…
俺はもう死んでるんだ
だから今更誰が死ぬとか生きるとか』

花子くんが透け、窓の外の景色が見えている

『どうでもいいんだよね』

光、本気で言ってるなら許さねぇぞ、と花子くんの襟首を掴む

茜、舌打ちして『源後輩
怪異ってのはそういうもんだよ
僕らとは決定的に違う存在なんだ
そいつは君のことも八尋さんのことも
なんとも思ってないのさ』

花子くん『でも俺なりに気を使ってあげてたんだよ?』

これまでも、これからも
寧々が楽しく余生を生きられるように

縁が結ばれた時の寧々、
もっけを抱える笑顔の寧々、
花子くんや光と楽しく過ごす寧々の姿が描かれる

花子くん、光から雷霆杖を奪い、後ろ手を掴んで組み敷き、カコに学園の時間を戻すよう命令する

光『待てよ!それってまさか俺の記憶も…』

怪異と霊力が高すぎる人間には効き辛いが
光くらいなら記憶も消えてしまうという

花子くん『少年に出来ることなんて何もないよ
ヤシロの命の時間は
生まれた時から決まっていたものだ』

背景、赤ん坊の寧々、幼稚園の寧々は胸のブローチのようなツノが生えたぬいぐるみを抱えている、中学生の時はおかっぱだったみたい、そして高校生、次に✖️の印

『変えちゃいけない世界の仕組みがあるってこと…

少年だって知ってるでしょ?』

光、三葉がつかさに姿を変えられた時のことを思い出す

『…あの子の時と同じだよ
出来る事なんてない』

背景、三葉に手を添える花子くんと三角の破片、桜
桜の花は入学式の時に咲いていた花だけど死の象徴でもある

花子くん、だったら全部忘れちゃおうよ
今まで通り楽しくやろうと言う
背景、16時の書庫で『ドーナツ』と言った時

光『うるせー!そんなの知るか!

世界がどーとか出来ることがねぇとか関係ねぇ!

先輩がもうすぐ死んじまうって言うならオレが助ける!

今度こそ!そんだけだ!!』

光、手を出し寧々を庇う
画面のちょうど真ん中に、光の包帯に巻かれた手のひらがある
その後ろに虚を突かれた花子くんの顔

『オレは諦めねーぞ!忘れてたまるか!』

光、その手で今度は花子くんの両腕を掴む

花子くん『…諦めない ねぇ…

口ではなんとでも言えるよね』

茜、舌打ちしながら割って入る
『あのさぁちょっといい?』

ガッと花子くんの襟首を掴み…背負い投げ!
花子くん『わぁぁ』
茜のせーい!の掛け声と共に星が沢山飛び散る

茜、手を払いながら
『根性論は信じないけどさ
絶対無理だなんてやってみなくちゃわからないだろ
少なくとも諦めた奴に望みを叶える機会は来ない
それだけは確かだ』

茜の背景、桔梗の花
桔梗の花言葉は誠実や変わらぬ愛

『…そうだよねアオちゃん!!

茜は相変わらず茜!

光のおでこに、プランと茜の時計が当てられる
茜『この時計を手に入れた時から
僕はアオちゃんのためだけにこれを使ってきた
ずっとそうするつもりだった
でも今回だけは特別』

カコが時間を戻している間、茜が光の時間を止め、巻き戻しの影響を受けないようしてくれるという

背景、太陽、月、星 月から太陽にBACK

どうして、と聞く光に
茜『君に恩を打っておいた方が源会長からの風当たりが…』
背景、上向き三角

ゴホンゴホンと咳払い、Take2

僕らはお互い不可能を打破しようとする同士
君の目標は八尋さんを助けること
そして自分の目標は葵と付き合うこと

茜『源後輩が八尋さんの命を救えたら…
僕もアオちゃんの恋人になれる気がするんだ…』
同じくらいの確率だと思うし、と茜

諦めなければ道は開ける!と微妙な盛り上がりを見せる中、カコが時を戻す

『そろそろ戻しちゃおうかの〜』

学園の時が戻る

時が戻る中、花子くん、光の言葉を思い出している

〝先輩がもうすぐ死んじまうって言うなら

オレが助ける!!〟

花子くんが呟く『期待してる…』


終業のベルが鳴っている
新校舎の廊下

寧々『なーんだ』

背景イチゴと上向き三角
『じゃあ私が気絶してる間に解決しちゃったのね』

ボロボロの校舎も 老けてた皆も元どおりっす!光が元気よく答える

迷惑をかけてごめん、と言う茜の肩に手を置く人がいる

源輝『君は人間だから多めに見てるけど
学園中を巻き込んだ今回の騒動は
さすがにまずいんじゃないかなぁ
蒼井』

ぬっと現れた輝、言い訳は生徒会室で聞こうか…とそのまま茜を生徒会室に引きずって行く

茜『助けてぇぇーー!』

注射器とドクロが飛び散っている


旧校舎屋上
欠けた月が出ている
花子くんがひとり、帽子を取って月を眺めている…

三角の破片が散っている

・『諦めねーぞ!』と言ったシーンは光の包帯が巻かれた手が画面の中央に描かれていて、影で努力して成長しようとしている光とこれ以上成長できない花子くんの対比になっている。さらに『口ではなんとでも言えるよね』と言った花子くんは目以外が暗く、怪異っぽさが思い切り強調されている。前に進もうとする生者と進めない死者の対立。めっちゃ悲しい。

・今まで通り楽しくやろうと言った時にドーナツのシーンが出てくるのは、花子くんもあの時心から楽しかったんだろう 裏では寧々の寿命についてずっと葛藤があった

・茜が花子くんを一本背負いした後は、花子くんの表情が変わる。蒼井茜はこの章では花子くんに対してキツい物言いをするヒールのような人だったけど、物語の中では希望を背負っている人なんじゃないだろうか。茜の周りによく出る星は希望の象徴。光だけでは花子くんの態度が変わらなかったあたり、光と茜が二人で行動することに意味があるのかも。

  • 源先輩もミライを捕まえるのに失敗したのかな。寧々と光と茜、大金星!
  • 花子くんが寧々をカーテンの影に座らせたのは…あそこ、花子くん的に落ち着く場所だったんじゃないのかな?お茶会の時も普はあそこに居たし。
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  1. そういえば59の怪の「期末試験」で輝と茜のメイン回に重要なことを輝が言ってお願いをして頼りに頼んだのが茜なんですけど、「光が近いうちに君を頼って来る、その時は力をあげてほしい」って輝が言って茜が不思議そうに輝を見詰めて「は?」と言っているし。
    それに輝が「君の全ての能力を使って、補佐し守るように」と言っている時点でまだ茜には時計守りの一番という秘密以外に何か謎があるのか?
    輝のお願いの意味がいまいち理解してない茜は「ちょっ…待ってください、もっと説明を」とかのやり取りだったので輝は光が茜に頼って来ると言っていたのか、この二人の行動が今後どう動くかなんだろうね。

  2. もう時計守の境界と依り代については終盤あたりかな?

  3. 読み返して思ったことがある。

    花子くんが言いました。
    「一年もしないうちに死ぬよ」って今年中なのかなって思った。
    花子くんが学生服が長袖だし冬に死ぬ寧々?
    とか思ったけれど、実際にはどうなることが解らない茜には相談が出来ないままだから。

    1. そういや未だに相談出来てないですね…。
      ほんとの世界に帰れたー!ってなってたのにー期末試験終わって宿泊学習満喫してたら今度は穴に落とされて…。ヤシロ達本当に大忙しですなー。。。