5巻メモ 25 三人の時計守 其の三

第25の怪のメモです。


扉絵、蒼井茜
フクロウの仮面を持ち、正面を冷たい目で見ている
よく花子くんや寧々に巻きついている紐が茜の背後で切れている
この紐が表すのは業や運命かなと思っていたけど、時の流れも表しているのかも…
多分この絵は時間を止めた瞬間なんだと思う
だから紐が切れている

花はなんだろう。今回の話は星がたくさん出てくるし、サザンクロスかな…?でも葉が違うような。考え中


花子くん『やっと会えたね 時計守』

舞台に赤根葵を抱える蒼井茜
前景に星型の六角形 
シャンデリアが空中で止まっている
光の動きも停止中

じろっと花子くんを見る茜

『お前のことは知っているよ

昔の学生服 頬に封の印 杖代が二体

〝7番様〟だ』

せえかあい、ヘラっと笑う花子くん

七不思議のトップがなんの用だと言いながら、葵を観客席に座らさせて自分が着ていたローブをかけ…

葵を危険に晒したのはさすがに頭にきた、とつかつか近寄ってきていきなり花子くんに殴りかかる

茜の動きは早い 花子くん対応できない

寧々が止めに入った瞬間、シャンデリアが落ちる

茜『時間切れか…場所を移そう』

保健室、葵はまだ目をさまさない

茜は手袋をはずしている

花子くんは茜のビンタで寧々の体から追い出されたことで茜が時計守だと気付いたらしい

茜は中等部の入学式の時に怪異と契約させられた


回想、入学式 幼い茜と葵

茜『アオちゃん好きです!付き合って!』
右手をばっと出し、告白する

葵『うーん…2点❤︎』

『もっと頑張って 私の事ドキドキさせてみて

そうしたら考えてあげる』

茜の口に指先でフニっと触れる葵、赤くなる茜


照れてぽーっとしている茜を置いて、葵がトコトコ歩いて行く

葵が停車しているトラックの前を通った時、荷台に笑う人影がある…人影、荷台に触れ、葵に向かって荷物を落とす

葵に向かって大きなガラス板が落ちてくる

葵『え…』

茜〝…その時

12年間生きてきた中で一番強く願った

止まれ

止まれ

止まれ

止まれ!

気づくと黒いローブの人影が二人、茜の側にいる

『さて 少年 時を止める力が欲しいかね?』


そんなわけで契約させられた蒼井茜

後から知ったが全部時計守の仕込みだったらしい

『まんまと嵌められたわクソォー!!』

保健室の柱を何度も殴って破壊する
それコンクリート!

落ち着いた茜が振り返ると…あまりの茜の荒れっぷりに全員プルプル震えて花子くんは寧々にしがみつき光は後ずさっている

落ち着いた茜『そして僕はこの時計を手に入れたってわけ…

使用回数は一日3回

この学園の中でだけ僕は時間を止める事ができる
といっても5分が限界だから大層なことはできないけど…』

時計の周りに星

花子くん『かわりに君は1番と縁を結んで怪異になった?』

茜『そう
契約期間は6年間
つまり卒業まで』

七不思議1番として、主に時計掃除でこき使われている

見た目は多少変わるけど時を止める事ができる時計を持っている以外は普通の人間だという

『それにしても自分から人魚の鱗を飲んだってすごいね!
八尋さんってマゾ?

マゾがぐさーっと刺さる寧々

光『俺はロックだと思います!』
フォローになっていない…!

茜『で 七番様は七不思議のトップ

下劣なエロガキだって聞いてるけど

その下劣なエロガキが僕になんの用?

花子くんには下劣がぐさっと刺さっている
そして寧々も光も花子くんはフォローしない

花子くんが目的について話そうとした時、廊下で悲鳴があがる

昇降口に行くと生徒が老人になっている
藤くん相変わらずジュースを飲み、佐藤と横尾は相変わらず楽しそう、檸檬まで

檸檬の背後に子供の影

茜『見つけた!
クソッ いい加減にしろよな…ミライ!』

クスクス笑う小さな女の子がぽーんと飛び上がり、消える

それを見た花子くん…茜の右手から時計をスッと取り上げる

包丁を茜の首に突きつけ

『やっぱりこの一連の騒動は君たちが原因だったんだね 時計守』

背景黒い、白ヌキ

歯噛みする茜
『…そうだよ ミライが脱走したんだ』

時計を花子くんから取り返し、ポケットにしまう

ミライの絵、縦に長い長方形で、タロットカード?

未来を司る時計守のミライ

触れたものの時間を進める事が出来るため、
手袋をはめて過去の時計守が境界に繋いでおいた

それが脱走したという

花子くん『てことはさー
君も俺もその〝ミライ〟を捕まえたいって事だよね』

右手を差し出し、握手を求める

『それじゃここはキョーリョクして

一緒にその子を捕まえようよ

ネ』

花子くんと白杖代、後ろに笑顔の寧々と光

ニコニコと右手を差し出す花子くんを、茜は睨んでいる

寧々『ちょっといい?
さっきから気になってたんだけど』

寧々が話に割って入るのは珍しい

『茜くんって…怪異のことキライなの?』

茜『…そんなこと

当たり前でしょ! 大っ嫌いだよ!

茜、笑顔で言う (幼なじみとして 応援してあげなきゃいけないからね! と言った時と同じような表情)

言葉に詰まる寧々

『僕からすると…

逆に八尋さんがソイツと仲良くしてる方が疑問だよね

さっきアイツがアオちゃんに何したか

八尋さんだって見てたでしょ?

よく平気でいられるよねー

アオちゃんと君って親友同士なんじゃなかったっけ?』

寧々『でも花子くんは悪い子じゃないのよ

たしかにちょっと下劣だけど…

葵のことだって考えがあってのことで…

きっと本気で傷つける気なんて…』

茜『悪い子じゃない?

考えがあって? へー…』

『でもそいつさぁ』

茜、ガッと包丁を持つ花子くんの手を掴み、捻りあげる

人殺しなんだよね?

花子くんが目を見開く 傍らに白杖代、白いほう

『他二人の時計守もそうなんだけどさ

怪異ってやつはみーんなわかってないんだよね』

背景、入学式の時の茜と葵

『生きているってただそれだけのことが

どんなに大切なことなのか

人の命ってものが

どんなに尊いものなのか』

花子くん『放し…』

茜『改心した悪役って本当ムカつくよ

今はいい子だったら何?

昔のことは帳消しって?

…笑える』

茜、花子くんの目の前に包丁を持ってくる

包丁に血痕

花子くんは茜から目を逸らすことができない

いい?

これからお前がどんなにいいことをしても

誰を助けたとしても

お前がやったことは取り返せないよ永遠にね

だって人は死んだら生き返らないから

茜、ぱっと手を放す

笑顔になり…手袋をはめる

でも安心して、僕もミライを捕まえたい
協力してくれるならありがたい、と言う茜

『たとえ人殺しだろうとね』

手袋をはめた右手を差し出す

茜、笑顔で『よろしく 7番様』

それを見た花子くん
『…フーン』

一歩、歩み寄る 白杖代がついてくる

『イイね

君みたいな人間』

茜を見上げる花子くん、と白杖代

右手を差し出し…


『俺だいすき

よろしくね』


笑顔で握手する

背景、椿(24の怪と同じタッチ)、菊のレリーフ、上向き三角、白杖代八角形の枠の中にどこかの景色
この景色、今見ている昇降口なんだろうか?
花子くんがどこかの景色を思い出しているんだろうか。
花子くんだけじゃなく、白杖代も茜を見ているように見える。

・茜を勧誘するとき、黒い時計も回っている。ということはカコは時間を戻している。もしかしたら茜は葵が大怪我をするところまで見てしまったのかもしれない。そりゃ怒るよね…

・現在の時計守を生きている人間が担当するなら、カコは昔死んだ人で幽霊、ミライは生まれてくる事ができなかった子供の霊とかかな。だからミライは名前がないのかも。

・時計守の3人は太陽・月・星がモチーフになっている
カコは太陽、ミライは月(髪飾りの三日月)、茜は星 三つで時間の流れを表す。今回の章はタロットカードみたいな枠がたくさん出てくるので、タロットなのかもしれない。
月は凶兆、星は希望、太陽は創造ってことなのかなぁ どっちかっていうとカコは根源っていうイメージだけど。

・25の怪は救いがない、断罪の回。花子くんは『この役目を全うできれば俺の罪は消える』(祓い屋の少年)と信じているけど、普通に生きてる前向きな人から、人殺しの罪は消えないとはっきり言われてしまった。これは今の時点(64の怪が最新)では全く救われていない。

  • いつか素手で握手する日がくるかなあ
  • 花子くんは罪に関することに遭遇すると挙動がおかしくなるけど、今回はならなかった。どうしてだろう?

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  1. 初メッセージ失礼します!
    アオちゃんが何者かいまだに分かっていないのですが、シャンデリアが落ちたときに大ホールの外にも音が聞こえていたはずなのに舞台裏から誰も出てこなかったのは、不思議だなぁと思いました。
    (誰か、霊力の強い人がいて時計守の存在を知った人がいるのかも…)
    (あとは、誰かアオちゃんが何者なのかを確かめているのかも…)
    さらに、光くんが寧々ちゃんの寿命を知る日に、茜くんは、
    ・アオちゃんをシャンデリアが落ちる所から守ったとき
    ・光くんの雷の檻の時間を止めるとき
    ・カコが学園の時間を戻すときに光くんの記憶がなくならないように光くんの時間を止めるとき
    に3回能力を使っているのでアオちゃんが何者なのかさらに謎です…
    日本語がおかしかったらすみません!
    長文失礼いたしました!

    1. やまのこ。さんコメントありがとうございます!
      たしかに、茜君はこの時三回時間を止めているので関係ないんですよね。
      私は全然気付いてなくて、Twitterで言われて初めて気づきました。やまのこ。さんもみなさん自分で気づいていらっしゃって凄いです…!
      アオちゃん、なぜカンナギに選ばれたんでしょうね…舞台の上の行動を見ていると、寧々と同じように、自分から何かアクションを起こしたのかな?
      と思えてしまいます。

      1. やるさん、返信ありがとうございます!
        Twitterでほかの方がおっしゃられていたのですね!
        アオちゃんがカンナギなのは赤根家の娘だからではないのかなーと思います。
        ただ、赤根の娘が生贄になるということは、アオちゃんのお母さんも生贄になったんですよね…
        (その方がスミレちゃんでそろそろ再会するのかも…!)
        大ホールの上は遠く(彼岸)に繋がっているのかな…とも考えました!
        (遠くに行きたい理由はお母さんに会いたいなのかもしれないですね…)

        1. アオチャンのお母さんがスミレっていうことはないんじゃないかな?と私は思います。スミレはもっと昔になくなっているんじゃないかな?アオチャンのお母さんが贄になっているとしても、それだとおかしくなる。巫の【娘】を贄として捧げるんだから、せめて15、6年前になくなっていないとアオチャンが存在しなくなる。そのくらいのときだともう【娘】じゃない。あと、少し話が変わりますが、何故赤根家は存在できるの?っていうのも謎に思った。だって娘を贄にしてるんだよ?え?何人も子供産むの?でもいつかその家系崩壊するでしょ?あーなんか赤根家すげー。

          1. 確かに…なんで赤根家が途絶えずに葵ちゃんの時代まで続いているんだろう。どうやって繋いできたんだろう。

  2. 素早い動き茜とグーパンチ👊😠されそうな花子くん。
    でも花子くんって茜に対して意味不明な発言するよね、輝の時の花子くん断罪の場面では花子くん泣き叫んでたのに、茜の時には目を反らしてなかったっというより反らすことを許さない様に茜の言葉が仕向けたのかな?

    でもって茜が花子くんがやったことは許されない取りかえせれないやった出来事はなかったことさえ出来無いって言われた花子くんに「宜しく七番様」と茜が作り笑顔していて花子くんが歩み出て「…フーン」と言ってから「イイネ、君みたいな人間。俺だいすき、よろしくね」のところから白杖代も花子くんと一緒で茜を見て近づいてるのが謎ですよね(-ω- ?)
    ここから花子くんと茜のやり取りが面白く大好きなんだけど、妙に茜を気に入るって感じと何かを察知してある様にも見えました。

  3. 【三人の時計守で謎に思ったこと】    モブ君がシャンデリアが落ちた音に気付いて「こっちから聞こえたぞ~!!」って言ってたのに、何故大ホールから保健室に移動できた?

  4. 茜くんと時計守を繋いだのが、葵ちゃんだったこと。気になったのはその後のことです。茜くんが時計守のカコとミライちゃんにこき使われてるのは、契約の代償(労働力?)だと思うのですが… 実は、労働力ではない別の代償だったりするのかなーなんて想像してしまいます。

    1. 茜と寧々は七不思議に縁を結んだ契約者同士なので、二人の代償が労働力じゃないと思いますね。
      つかさみたいな代償を取るやり方ではない花子くんなので、時計守も同じく生け贄で犠牲者が寧々と茜っていう意味的に何か特別な二人だから今後の展開が気になる。

    2. 茜くんが怪異のことを嫌っていたり、花子くんが七不思議から厳しい目で見られているところとか、人間と怪異は交わってはいけないはずなのに、人間と関わろうとするところ…そういう複雑な部分を見てると被害者は人間だけではないのかもなと思ったりします。だから、花子くんも茜くんと同じように怪異のことを嫌っていてもおかしくない

  5. 茜が時計守として勧誘されたのって、先祖がかもめ学園の生徒で七不思議と契約期間で縁を結んでいたってことで、カコとミライは入学してくる茜を待ち続けてきたことで勧誘してきたって思う

    1. なるほど!確かに、たくさんいる生徒の中から適当に選んだ、なんて考えにくいですね。絶対先祖が関係しそうです。

      1. たぶん、六番の生け贄が赤根家の先祖で子孫の葵ってことは、七不思議の一番のに繋がり関係を持っていたのが蒼井家の先祖で子孫が産まれた為、茜が怪異としてなったけど期間は未だに謎だけど寿命じゃないことを願う。

        それにしても、花子くんは二人の素性を知っていて輝も早くに知ったのって、一番の時計守と六番の死神の生け贄が繋がっている様に見えるけど、死神に捕まえられた茜は気絶するグッタリ感だったけど寧々は気絶してなかったからこの違いが未だに謎だけど、六番は茜のことを「お前は、一体何者だ?」と質問するほど茜に何かの力があると思ったってことなのかなぁ?

        茜と葵は何かしらありそうってことは思ったけど、茜と七不思議との繋がりが気になるし、茜の母親が居ないのって学園の七不思議に勧誘されて契約期間が切れて何かしらでいないってことなのかな?

        1. 寧々ちゃん強いな、くらいに思っていましたが、確かに謎ですね!花子くんの守護の呪いですかね?茜くんてお母さんいないんですか?訳ありですね。

  6. 茜は「現世の神」でありながら「時の神」でもある。
    時計守についてですけれど、古代ギリシャの「時の神」がモデルになっているみたいです。
    過去を司るカコは『クロノス』をモデルにされた、「時刻」のこと。別名「時の翁」です。

    現在を司る茜は『カイロス』をモデルになっていて、「その人にとって大切な時」あるいは「チャンス」といった、相対的で一瞬の時を指す言葉です。
    「チャンスの神様には前髪しかない(つかみ損ねると二度とつかめない)」という言葉の意味は、カイロス(茜)のことを指してます。

    最後に未来を司るミライは『アイオーン』をモデルになって、茜とカコより長いスパンの「時代」や「永遠」を司ると言われてる。

    茜の家系よりも神ってことには間違いない人間って意味なんじゃないのか?

    1. 神話をモデルにしているって素敵ですよね。茜くんは時の神だから、まさか自分の寿命を葵ちゃんに…なんてことがあったりするのでしょうか?

  7. 茜が時計守になってから輝のおまじない代わりの❮特別製眼鏡❯を掛けているのって、もともと蒼井家の先祖が七不思議になって普通の日常生活をしたいからと言う茜みたいに言った人がいたってことだよね?